CMYKのちょっと深い話

DTP基礎2017/05/30

CMYK、言わずと知れた印刷物の原色です。Cはシアン、Mはマゼンタ、Yはイエロー、Kはブラック? それとも、クロ? 意外と知らないKの名称。では、Kの名称とは…

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 Kは「BK」のKじゃない

 印刷時に使用する、4つの原色。

C=シアン(藍色)
M=マゼンタ(赤紫)
Y=イエロー(黄色)
K=キー・プレート、Key plate(黒)

あまり知られていないのですが、Kはキー・プレートといい、その頭文字をとったものです。もともとは、画像の輪郭など細部を表現するために用いられた印刷板のこと。一方、CMYは「色の三原色」と言われており、その3色でどんな色(蛍光色や特色を除く)でも表現できます。では、なぜKが存在するのでしょうか。

 印刷に欠かせないK

 CMYを均等に混ぜると黒になりますが、それでは理想的な黒を再現することが出来ない上、安定的に黒を出すのが非常に難しいのです。また、CMYで黒を表現すると300%のインク量になってしまい、その分、印刷の乾燥が遅くなります。そこで、それに代わってKを使用することで、インク量を100%に節約することができ、その分、乾燥も早まります。しかも、常にキレイな黒が出せる。印刷では一石“三鳥”のとても優れたインクなんです。 

白は…

一般的な印刷機に「白」はありません。もちろん、TシャツやCDなどの印刷もあるので、白のインクは存在します。ですが、それは特殊な印刷であって、現実的に実用性ゼロと言っても過言ではありません。なぜなら、刷る紙そのものの色を白とした考え方(インクをのせない=白)で印刷業界は成り立っており、白を足して色を表現するような考え方がないのが基本です。

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